肝臓に効く飲み物で改善を目指す!お茶やコーヒーがいい?お酒はNG?

肝臓にはお茶が効くという話を度々耳にしますが、お茶と言ってもたくさんの種類があって迷ってしまいますよね。
また、お茶の他にも肝臓にいい飲み物はあるのか、お酒はやめた方がいいのか気になるところです。
ここでは、お茶を中心に肝臓に効く飲み物を挙げ、その効果について紹介していきます。
お酒との付き合い方についても触れているので、なかなか禁酒できなくて悩んでいる方は参考にしてみて下さい。

 

 

肝臓に優しいのはお茶!おすすめ7選

肝臓に効く代表的なお茶をいくつかリストアップしました。

 

緑茶

緑茶

緑茶に含まれるカテキンには活性酸素による脂肪の酸化を抑える働きがあります。
特に高濃度の緑茶には肝臓で脂肪燃焼酵素に働きかけるため、肝臓についてしまった脂肪を燃焼してくれるとのこと。
市販されているトクホの緑茶ドリンクなどでもこの効果はよく謳われていますね。

 

ウコン茶

お酒を飲む前に飲んでおくとよいと言われているウコンですが、利尿作用や胆汁の分泌を促進する作用があり、肝臓の解毒作用を強化して肝機能を改善します。
ウコンには主に「春ウコン」と「秋ウコン」があって、同じように見えますが、中に入っている成分は結構違うものなのです。
肝臓にいい成分はクルクミンなのですが、秋ウコンは春ウコンの約10倍以上含まれているので、肝臓が気になる方は秋ウコンを選ぶとよいでしょう。

 

そば茶

そば茶に含まれているルチンという抗酸化成分が高血圧・心臓病・動脈硬化・糖尿病・肝疾患などの生活習慣病を予防してくれます。
なかでも「韃靼(だったん)そば茶」は通常のそば茶に比べて約300倍のルチンを含むため、肝臓のためにそば茶を選ぶのであればぜひ韃靼そば茶をお勧めします。

 

クコ茶

クコ茶とは、文字通りクコの実で作るお茶です。
ノンカフェインでビタミンA、B1、B2、Cやミネラル、ルチン、ベタインという天然のアミノ酸と肝臓に優しい栄養素の宝庫で、別名「延命茶」とも呼ばれています。
ベタインには、肝機能を活性化させ、肝臓への脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。
そしてルチンは生活習慣病予防に欠かせない栄養素なので、脂肪肝が気になりだしたら一度試してみるのをお勧めします。

 

ハブ茶

ハブ茶には「アントラキノン誘導体」というものが含まれており、これが肝臓の負担をサポートし、肝臓疲労からくる眼精疲労の緩和に一役買ってくれます。
更に肝臓を傷めつける原因である便秘の解消や高血圧、更年期障害の症状改善にも効果があります。

 

タンポポ茶

タンポポ茶

タンポポの根の部分を煎じて飲むのですが、ここに肝臓によい成分がぎっしり。
まずイソクエルシトリンには活性酸素を除去して肝機能を高め、コレステロールを下げて肝臓をサポートする働きがあります。
次にコリンには脂肪燃焼作用や血管拡張作用があるため、脂肪肝の予防や改善に効果を発揮します。
さらに、肝臓の働きを補助するイヌリンと、肝臓強壮によい苦み成分、タラキサンシンと様々な成分が含まれているのです。
またフロセミドは利尿作用があり、体内の老廃物や有害物質、余分な水分を体外へ排出してくれます。
そして尿で失ったビタミンやミネラルもタンポポ茶には含まれているので、不足になることがないのです。

 

ハーブティー

ミルクシスル(マリアアザミ)

シンマリンという成分に肝機能を向上させる効果があるされています。
このハーブはサプリメントなどにもよく利用されています。

 

ルイボスティー

活性酸素を除去する効果があり、カラダの毒素を代謝する肝臓の働きをサポートします。

 

マリーゴールド

マリーゴールド

発汗作用や通過作用があり、肝機能の向上や二日酔いの予防に効果があります。

 

 

アーティチョーク

アーティチョーク

肝臓の特効薬として昔から知られているハーブ。
シナリンという成分に肝臓の解毒作用があります。

 

 

イエロードック

イエロードッグに含まれている有効成分には、肝臓をサポートする効果があり、また浄血作用があるのでカラダの毒素を排出するサポートもしてくれます。

 

目薬の木茶

目によいとされているハーブですが、二日酔いの予防や肝機能のサポートにも有効です。

 

肝臓にいい飲み物はお茶以外にもある?

お茶の他にも肝臓に効く飲み物があります。
ここでは4つご紹介しましょう。

 

コーヒー

コーヒー

コーヒーに含まれるカフェインが肝臓に溜まった脂肪をやっつけてくれる効果があります。
1日1杯のコーヒーを飲むだけで、実に20%も肝硬変のリスクが下がるという結果も出ているそうです。
コーヒーの香りにはストレスを解消してくれる働きがありますので、ストレスで傷みやすくなる肝臓にとってはまさに優しい飲み物であるといえるわけです。

 

牛乳

牛乳にはアルコール分解のサポートをする成分が含まれています。
また、肝臓病の人への食事療法として、牛乳を積極的に飲むように勧められることがあります。

 

赤ワイン

赤ワイン

本来、お酒というのはアルコールの分解により肝臓に負担をかけてしまいますので、飲まないのが一番です。
ですが、もし飲むとしたならば赤ワインを少しだけ飲むことをオススメします。
赤ワインにはポリフェノールという物質が多量に含まれているので、これが抗酸化作用として肝臓の有害物質を抑制してくれるのです。
ただし、くれぐれも飲みすぎには注意を。
アルコールが肝臓の大敵であることには変わりありません。

 

ジュース・スムージー

肝臓にとって、ビタミンACEと言われる抗酸化ビタミンがいいといわれています。
野菜スムージーはいろいろな野菜が手軽に摂れるので、肝臓をいたわるためにはおすすめ。
でも野菜が苦手という方は、マンゴージュースでも3つのビタミンがバランスよくとれます。

 

肝臓が気になってもお酒を飲んでいい?

基本的には、肝臓の疾患が気になっている場合はやはりお酒は控えるに越したことはありません。
ですがいきなり禁酒、というのも長い期間飲酒習慣がついていた人にとっては厳しいものがありますよね。
そこで、肝臓が気になっているあなたへお酒と上手に付き合う方法をまとめてみました。

 

アルコールを摂取する際に気を付けること

次のように、肝臓をいたわるお酒の飲み方をしてみましょう。

 

醸造酒よりも蒸留酒を飲む

焼酎

お酒には主にビールやワイン、日本酒などの「醸造酒」と呼ばれるものと焼酎やジン、ウォッカ、ウィスキーやブランデーといった「蒸留酒」と呼ばれるものがあります。
醸造酒の特徴としては、一般的に糖質が高いものが多いです。
そのため、アルコールと糖質のダブルパンチで肝臓にかなり負担をかけてしまうのです。
対して蒸留酒というのは醸造酒から糖質を取り除いたもののことを指すので、当然糖質オフになっているものが多いです。
糖質が摂取されない分、肝臓には幾分優しくなります。
ビールの代わりにハイボール、日本酒の代わりに焼酎、などお酒の種類を変えてみましょう。

 

飲みすぎないようにする

人にもよりますが、毎日の適性のお酒の量としては、

  • 男性:40〜50g
  • 女性:30〜40g

とされています。
これは中ジョッキ2杯のビール、日本酒2合やワイン3杯程度のいずれかです。
これ以上は飲まないようにしましょう。

 

肝臓によい食材を一緒に摂る

アルコールの分解を助けるような食材を一緒に摂り、肝臓への負担を減らすようにしましょう。
枝豆、納豆、カキなどがおすすめです。

 

週に連続2日の休肝日を設ける

本来なら、2日連続でアルコールをお休みし肝臓を休めてあげるのがベストです。
しかし、2日連続でお酒を飲まないのが耐えられない!というのであれば、とりあえず1週間に2回お酒を休むことから始めてみましょう。

 

アルコールを摂取しすぎるとどうなるか?

アルコールを摂取しすぎるとどうなるか?

長期間にわたってアルコールを取り続けると、肝細胞の変化が恒常的に続いてしまいます。

 

そうすると新しい細胞の再生が追い付かなくなり炎症が起こったり、細胞そのものが破壊されて代わりに線状の組織が増殖したりすることで、肝臓の働きが衰えてくるようになります。

 

そうなると肝臓の周りに脂肪がつきだし、これが肝硬変の前兆であるアルコール性脂肪肝となっていくわけです。
さらに進行すると今度は肝臓の細胞が壊れだすアルコール性肝炎、もしくは肝臓が線状のようになってゴワゴワしてくるアルコール性線維症となってきます。

 

ここまでなら軽度であれば禁酒することでまだ治るものもありますが、中には劇症肝炎のように重症化するものもあるのです。
さらに進行を続けると最終的にはアルコール性肝硬変となり、これは過度の飲酒が原因で起こった肝臓病の終末像です。
肝機能がかなり低下した状態であり、放置しておくと命にも関わります。

 

まとめ

肝臓にいい飲み物は、お茶をはじめ数種類あります。
食事と合わせたり、一息つきたい時に飲んだりして肝臓をいたわっていきましょう。
また、いい飲み物を飲むだけでなく、アルコールとの付き合い方にも気を付けて下さいね。